この春休みの春期講習について続編です。
小学生は、平日(月~金)の毎朝9時から11時半まで、塾に来て勉強します。
でも9時からずっと勉強だけしているわけではありません。
この春休み、9時のスタートは“ちょっとした対話の時間”にしました。
ある日のテーマは「水」。
「みんなさ、雨の日って『お天気悪い』って言う?」
「雨って、悪者なん?」
みんな、しっかり聴いています。
「先生のコップにはお茶が入ってるけど、みんなの水筒にもお茶とか水とか入ってるよな?」
「その水分、どこから来たんやろ?」
「蛇口ひねったら出てくるけど、元はどこ?」
さらに問いを重ねます。
「ごはんも、お菓子も、水分入ってるよな?」
「野菜も、お肉も、魚も、水がないと育たへんよな?」
「じゃあ、その水分は?」
「私たちの体も60%は水分らしいで。その水って、もともとどこから来たん?」
少しずつ空気が変わっていきます。
そして、ある子がぽつりと
「雨…?」
そう。
たどっていくと、全部つながっていく。
雨や雪がなければ、私たちは生きていけない。
「じゃあ、雨ってワルモノなんかな?」
「そもそも、“いい”とか“悪い”って、なんやろ?」
答えは出しません。
でも、みんな最後まで、しっかり耳を傾けてくれていました。

